Photoshopレイヤー効果を当てるための判定ルールについて

公開日 : 2022/02/05 : 2022/04/30

「Photoshop レイヤー効果当てクイズ」の使い方

「問題スタート」または「Q」で、様々なテロップ画像がランダムに表示されます。
他の問題をやりたい場合は「問題をスキップ」を押してください。
表示された画像のレイヤー効果の数を当てて、高スコアを叩き出しましょう。

入力は半角数字で

画像で使われているレイヤー効果を当てる場合、以下の項目に半角で数値を入力します。

・ベベルとエンボス:1
・境界線:2
・ドロップシャドウ:1

グラデーションオーバーレイなど、使われていないレイヤー効果は「未入力」または「0」と入力してください。

全レイヤー数とフォルダの数もカウントする

レイヤー効果は、フォルダにもシェイプレイヤーにも適用できるため、 レイヤー数とフォルダの数も考えられるようにしました。
画像の答えはこんな感じになります。

・テキストレイヤー:1
・シェイプレイヤー:2
・フォルダ:1
・境界線:1

高スコアを獲得するには、使われているレイヤー数・フォルダ数までイメージすることが大切です。

「できた!解答を見る」でスコアが出現する

使われているレイヤー効果をすべて入力できたら答え合わせです。
「できた!解答を見る」をクリックしましょう。
問題を解くのにかかった時間とスコアが表示されるので、勉強の参考にしていただけたらと思います。

曖昧なレイヤー効果の判定について

「境界線とドロップシャドウは同じ効果を作れるけど?」
「光彩(外側)とドロップシャドウでも同じ効果を作れるけど?」

おっしゃる通りです。この差別化は必要だと感じているので、 以下の制約を設けました。

レイヤー効果の制約
1.境界線で作れるものは、境界線を使用する
2.光彩(外側)はソフト具合を調節する時のみ使用する
3.カラーオーバーレイは不透明度を変更した時のみ使用する
4.フォルダを使う場合、最小構成になるようにする
5.全レイヤー数とは、背景レイヤーとフォルダ数を含めない

簡単にいうと、実際の作業現場と同じような考え方で評価しています。
詳しく解説しますね。

1.境界線で作れるものは、境界線を使用する

境界線で作れるものは、境界線で作ります。
ただし例外も。
画像の赤エッジはドロップシャドウで少し下にズラしています。
ドロップシャドウの下に境界線でも作れる黄色のエッジがある場合、ドロップシャドウで作らなくてはいけません。

例外
・ドロップシャドウの下にエッジを追加する場合、境界線は使わない。
・境界線を使うためだけにフォルダを加えない

レイヤー効果の性質上、ドロップシャドウの下に境界線を使うことができないため、 ドロップシャドウを使ったあとはドロップシャドウで境界線を作る必要があります。 制約4でフォルダの構成も縛っているので最小のレイヤー数・フォルダ数で作りましょう。

2.光彩(外側)はソフト具合を調節する時のみ使用する

例えばこの画像はほとんど同じ装飾ですが、光彩(外側)とドロップシャドウで作られています。
ほとんど同じ装飾が作れてしまうんだから、どっちを優先して使うかの制約が必要ですね。
当サイトでは、光彩(外側)使っている問題は1問だけです。それはドロップシャドウで作ったソフト具合では表現できないような形をしていますが、見極めは難しいかもしれません。
しかし、100問以上ある中の1問だけしか使っていないので、基本はドロップシャドウを使うようにしてください。

なので基本はドロップシャドウで構成しましょう。

例外
・光彩(外側)はソフト具合を調節する時のみ使用する

光彩(外側)とドロップシャドウのソフト具合を見極められたら完璧です。

3.カラーオーバーレイは不透明度を変更した時のみ使用する

画像に対してカラーオーバーレイを使用すると、テキストレイヤーを2つに分けて作ることになります。
カラーオーバーレイを使わず、文字色を変えればテキストレイヤー1つで済み、とても楽です。

ということで、当サイトではカラーオーバーレイもほとんど使用していませんが、これも例外があります。

例外
・カラーオーバーレイは不透明度を変更した時のみ使用する

レイヤーの不透明度を変更した時にカラーオーバーレイを使わないと表現できない効果があるため、ここだけは例外とさせていただきます。

4.フォルダを使う場合、最小構成になるようにする

フォルダは最小構成になるように考えましょう。
と言われても難しいですよね。

当サイトでは主に3つの場面でフォルダを増やします。
基本的にはフォルダを使わないと表現できない場面で使う感じです。

フォルダが増える例
・ドロップシャドウにベベルとエンボスをかけたい場合
・ベベルとエンボスを2回かける場合
・全レイヤー数が2つ以上になった場合

全レイヤー数が2つ以上になった場合にフォルダを使う理由ですが、複数レイヤーを動かす時はフォルダに入っていた方が扱いやすいからです。
ここは実際の仕事とリンクするように作りました。

全レイヤー数とは、背景レイヤーとフォルダ数を含めない

画像のレイヤー構成はこんな感じです。

テキストレイヤー:1
シェイプレイヤー:2
フォルダ数:1

なので、「全レイヤー数」の答えは「3」になります。
仮に一番下に背景レイヤーが入っていたとしても、レイヤー数としてカウントしません。

以上のことを考えながら作ってみると、10分以上かかることもあります。
最初は難しいかもしれませんが、ぜひ挑戦してみくださいね!

スコア判定は4種類

スコアは「Amazing!」「Great!」「Jeasus!」「OMG!」の4パターンあります。
Amazing!を目指して頑張ってください。
また、タイマーはスコアと関係ありません。
会社内の同期や仲間と競い合うツールとして、またはクライアントが相手のスキルを確認する手段として活用していただけたらと思います。

分からないところは先輩に聞いてみよう!

簡易的な解説記事のみなので、解答を見ても分からないかもしれません。
そんな時はスクリーンショットして、身近な先輩から話を聞いてみてください。